

戦い方は、
自分で決める。
内野も外野も、全てのポジションを守れる選手になろう。学生時代に打ち込んでいた野球では、プレーの幅を広げることに力を入れていました。打撃ではチームの主軸を担い、一つのポジションでレギュラーは確立していましたが、チームとしての戦力の幅を広げるために他のポジションも守れるようになろうと考えたのです。野球生活を終えて就活を始めたときも、一番に考えたのは、自分で戦略を立ててチャンスを掴める環境で働きたいということでした。専門性の高い商材を扱うことに少し不安はあったものの、作戦次第で活躍するチャンスをいくらでも広げられると見据えて入社し、キャリアがスタートしました。現在、ライフサイエンス事業部の科学機器部に所属し、大学や企業の研究所で使用される試験装置を取り扱っています。製品への深い専門知識を磨きながら、マーケティングの上流から下流まで一貫して担当しています。
商社の人間として大切にしているのが、とにかく多くの情報を仕入れること。極論ですが、お客様は私たちを仲介せず、直接メーカーから製品を購入することもできます。お客様にとって手間のかかる作業を担うことも商社の重要な役割であると思いますが、それに加え、お客様が知らない選択肢や情報をいかに多く持っているか。それが商社パーソンとして、そして自分としての本質的な介在価値につながると考えています。海外メーカーが主催する講習に現地まで出向き、営業とエンジニア双方の技能資格を取ったり、研究者や企業の役員が集まる学会に足を運び情報網を広げたり。常日頃のお客様への対応はとても重要ですが、装置メーカーの知見やお客様からヒアリングした内容をまとめ、検索だけでは得られない情報を提供することで信頼をいただけるようになりました。さらに、装置メーカーは規格にも参画していることが多く、当社の販促を見越して活動してくれる頼れるパートナーでもあります。ビジネスを有利に進めるための仲間を増やし、重要な情報のキャッチアップにもつながっています。
誰にも負けない
情報量を武器に。
チームをもっと
強くしたい。
情報収集力を強みにするスタイルは、試行錯誤のなかで確立したものです。過去にはECサイト運用での販路拡大や、WEBセミナーによる商品情報の発信などにも挑みましたが、ときには上手くいかないこともありました。それでも失敗を恐れず挑戦を続けられたのは、配属後からお世話になっている先輩の助けがあったから。商談が契約につながらなかったり、施策がうまくいかなかったりしたとき、いつも隣で先を見越した適切なアドバイスをくれる心強い存在です。私とお客様のメールのやり取りも全て目を通してくれていて、困っているとすぐに手を差し伸べてくれます。バランスの良い知識を持ち、広い視野を持ってメンバーをリードする先輩の姿を見て、自分も同じように後輩に接するようになりました。今後の目標は、マネジメントにも挑戦して事業部全体の営業力をもっと高めること。部署外のメンバーにも気を配れるようなリーダー像が理想です。自分の強みである守備範囲の広さを活かし、チーム力の底上げに貢献していきたいと思います。
ライフサイエンス事業部
科学機器部
宮澤 英輝HIDEKI MIYAZAWA