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現状維持は、
後退を意味する。

小学生の頃から、宿題をするのが好きでした。周りの生徒たちは、先生から宿題を出されるたびに嫌な顔をしていましたが、私はむしろ喜んでいました。なぜか机に向かってコツコツと何かに取り組むことが得意だったんです。そんな性格もあり、業務職のようなデスクに向き合う仕事の方が性に合っているだろう。そう思って三洋貿易に入社を決めました。
入社後に配属された化学品事業部は、塗料や接着剤、プラスチックなどの原料を中心に、多様な化学品を取り扱う部署です。年々、取引規模が拡大し、件数も増加傾向にあります。事業部としてより多くの取引を滞りなく進めていくためには業務の効率化が急務。輸出入の手配や請求書処理など、日々の業務に加え、業務自体を改善していくことも求められています。現状を維持するだけでは、後退を意味する。「改善点はすぐに改善しよう」という姿勢が部署全体に根付いています。

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これまでで印象に残っているのは、入社2年目の頃に前任から引き継いだ、国内では希少なプラスチック素材を扱う海外サプライヤーとの取引です。前任から案件を引き継いだ当初は、伝票処理や手続きが煩雑で、手入力で費用を算出していたためミスが多発し、その対応で残業しなければならない日も珍しくありませんでした。「従来の方法でただ業務を進めるのではなく、手順自体を改善する必要がある」と感じ、直属の上司やIT部門のメンバーに掛け合いながら、新たなマニュアルを作成したのです。Excelの数式を活用し、自動で費用を算出するフォーマットをつくるなど、手入力する項目を大幅に削減。ミスがほとんどなくなり、作業時間も約半分に短縮することができました。また、製品の在庫状況、顧客やサプライヤーの情報を網羅し、誰でも一目でわかるようにしたことで後任への引き継ぎも楽になりました。自分のアイデアで業務を改善できた経験は自信につながりましたね。

業務を一新する、
攻めの事務。

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デスクの上から、
変革をもたらす。

業務効率化は部署全体の目標でもありますが、私自身も、毎年平均して5件の業務改善に取り組んでいます。それでもなお、輸出入には悪天候などの予測不能なトラブルがつきもので、顧客の希望納期に間に合わないことが未だにあります。やむを得ない事情があったとしても、私たちの仕事が滞れば高額な取引が中断したり、人々の暮らしにも影響を及ぼしてしまうかもしれません。少しでもそうした事態を減らすために、ただ目の前の業務をこなすのではなく、この処理は本当に必要なのか、もっとこういう手順にすればいいんじゃないか、と現状を疑う目を持って仕事にのぞんでいます。改善された一つひとつは些細な変化かもしれませんが、その蓄積が大きな変化をもたらし、世界市場を支えることにつながっています。業務職の私にできることは、他にもたくさんあるはず。まだまだ課題は山積みですが、できることから着実に。コツコツと何かに取り組むことは、昔から得意ですから。

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Profile

化学品事業部 業務職

冨岡 三鈴MISUZU TOMIOKA

細かい作業をコツコツとこなすのが好きな性格を、仕事に活かしたいと考えて業務職を志望。三洋貿易に入社後は、今後の販路拡大が見込まれ、バックオフィスのさらなる業務効率化が求められている化学品事業部で、輸入手続きの改善にも挑戦する。

事業部紹介

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