近年、地球環境問題は重大な社会的問題となっており、企業の環境対応はますます重要になってきています。
そこで、三洋貿易株式会社は健全な事業活動を通じて、地球環境保全に積極的に取り組み、持続可能な社会の発展に向けて最大限の努力をします。
2022年1月1日
代表取締役社長 社長執行役員
新谷正伸
2004年9月10日付にて、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO 14001の認証(審査登録)を本店、大阪、名古屋両支店、及び広島事務所(2020年認証取得)の下記事業活動、製品及びサービスを対象に取得しました。
ゴム・化学品・機械機器・産業資材・科学機器の輸出入、販売及び付帯サービス
認定機関 | JAB |
審査機関 | 日本規格協会ソリューションズ株式会社 |
登録番号 | JSAE930 |
登録日 | 2004年9月10日 |
ISOへの取組の実績
単位 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
電気の使用量実績 | 千kwh | 897 | 878 | 874 | 855 |
紙の使用実績 | kg | 7,530 | 5,543 | 6,240 | 4,234 |
当社は、気候変動対応をマテリアリティ「環境負荷の低減」の中に位置付けており、 2022年12月にTCFD※提言への賛同を表明しました。
当社はTCFD提言に基づき、気候変動関連のリスク・機会の評価を行い、経営戦略に反映させるとともに、情報開示の充実を図ってまいります。
※TCFD:気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)
G20の要請を受け、2015年に金融安定理事会(FSB)により設立されました。
気候変動によるリスクおよび機会が経営に与える財務的影響を評価し、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」について情報開示することを推奨しています。
当社の環境への主な取り組みを紹介します。
環境素材のエポキシ化天然ゴム、植物由来のカーボンニートなどの次世代素材、マスバランスコンセプトに基づくISCC PLUS認証を取得したPerstorp社環境対応製品の提供に積極的に取り組んでいます。環境負荷を低減する農薬代替品の開発にも取り組んでいます。
森林資源の有効活用、脱炭素化、エネルギーの地産地消、地域経済の活性化等、循環型社会を実現する木質バイオマス発電装置(ガス化熱電併給装置)の提供に取り組んでいます。
天候に左右されず、年間を通じて安定した電力を供給することができる地熱発電は、純国産の再生可能な貴重なエネルギーとして注目を集めています。
高温掘削に係る技術・機材の提供を通じて、地熱開発推進に貢献しています。
海洋プラスチック問題の原因であるオーシャン・バウンド・プラスチック(OBP)を100%アップサイクルした高品質再生プラスチック「#tide」製品の提供に取り組んでいます。
ガス分析計、安定同位体比分析装置の提供を通じ、温室効果ガス排出量把握など、気候変動への取り組みに貢献しています。
「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」へ賛同しています。グループ会社のコスモス商事が取扱う海洋機器を通じ、豊かな海洋生態系を次世代に引き継ぐための取り組み事例を紹介しています。