Polymerize社に出資

AIを搭載するMIプラットフォームの拡販をさらに強化

三洋貿易株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新谷正伸、以下「三洋貿易」)は、2024 年3月に国内代理店契約を締結したPolymerize Pte. Ltd.(本社:シンガポール、共同創業者兼CEO:Kunal Sandeep、以下、「Polymerize社」)に対して、8月に出資しました。なお出資金額は非公表とします。

昨今の化学メーカー・素材メーカーの材料開発において、スピード感のある技術革新の必要性や人材不足などから、MI(マテリアルズ・インフォマティクス)の活用は必要不可欠です。AIを搭載するMIクラウドプラットフォームPolymerizeは、多言語対応、分かりやすいUI、リーズナブルな価格などが特徴で、大手から中堅企業まで幅広い企業にお使いいただけます。

今後は、2024年12月に新しい画像解析サービスの提供、海外での販売も予定しています。

三洋貿易ではこれまで、専門性の高い社員がお客様一人ひとりの課題を解決すべく、ソリューションプロバイダーとして商社の枠を超えた設計からカスタマーサービスまで幅広くお客様を支援してきました。これからもお客様のニーズを満たすさまざまなコト売りを展開してまいります。

【ご参考】

プレスリリース「三洋貿易、Polymerize社との代理店契約を締結」( 2024年4月4日発表)https://www.sanyo-trading.co.jp/2024/04/04/polymerize-agreement/

Polymerize製品情報
  • AI画像解析(追加パッケージ)

お客様が顕微鏡などを用いている画像データを自動解析。複数の画像をまとめて自動解析し、異物や外観異常解析などの処理を短縮。

  • 波形グラフ活用

CSV/エクセルファイルをアップロードすることで、プラットフォーム上で波形グラフを表示・再現し、機械学習モデルに活用することで、波形の最適化が可能(例:DSC示差走査熱量計など)

  • SMILS分析

原材料ごとの化学構造と特性について、データの範囲や標準偏差、使用頻度などのサマリー作成

お客様の声

「UI/IXに優れ、グラフ化など非常に分かりやすい。データマネージネントとAI予測が同じプラットフォームで使い勝手が良い。価格も比較的安価」(素材メーカー 材料技術)

「使い勝手が良い、要望に対する実装が早い」(化学メーカー 研究開発)

Polymerize社について

Polymerize社は、シンガポールに本社を置く、化学業界、材料業界へ向けたマテリアルズ・インフォマティックス(MI)のクラウドプラットフォームを提供するグローバル企業です。Polymerize社のプラットフォームでは、「実験データの一元管理(記録・分析)」、「独自の機械学習AIによる処方・特性の予測」などが可能となっており、研究開発の日常業務の効率化、研究開発コストの削減、新製品開発の加速化をサポートし、現在、日本市場への導入を進めています。

<Polymerize社日本法人コーポレートサイト>

https://polymerize.jp/

■ 三洋貿易について

1947年、旧三井物産の解体に伴い、同社神戸支店の有志により設立。ファインケミカル、モビリティ、サステナビリティ、ライフサイエンスの4分野で市場ニーズの高い製品とサービスの輸出入および販売を手掛けるニッチトップ専門商社です。「Quest for Next = よりよい未来(最適解)を探求する」をスローガンに、高付加価値商品と技術サービスの提供を通じて、世の中の課題解決に貢献し、人と地球の笑顔をつくることを目指します。
<三洋貿易コーポレートサイト>
https://www.sanyo-trading.co.jp/

【本ニュースリリースのお問い合わせ先】
・報道関係者のお問い合わせ:
三洋貿易株式会社 経営企画部 広報・IRグループ 
TEL: 03-3518-1208 E-mail: PublicRelations@sanyo-trading.co.jp

【製品に関するお問い合わせ先】
三洋貿易株式会社 事業開発室
Tel: 052-218-3653 E-mail: nbd-chembase@sanyo-trading.co.jp

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